その他の皮膚疾患
水虫
水虫は、白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)が皮膚や爪に感染して引き起こされる皮膚疾患です。
水虫は身体や頭などさまざまな場所に感染しますが、特に足に多く感染します。
一般的には、角質が厚い足裏や足指の間にできやすいですが、爪や手、股や体などにも観戦することがあります。
治療は、足や手、股や体などには、抗真菌薬のクリームや軟膏を使用します。爪の治療には、抗真菌薬の内服薬や外用薬を使用します。
水虫は身体や頭などさまざまな場所に感染しますが、特に足に多く感染します。
一般的には、角質が厚い足裏や足指の間にできやすいですが、爪や手、股や体などにも観戦することがあります。
治療は、足や手、股や体などには、抗真菌薬のクリームや軟膏を使用します。爪の治療には、抗真菌薬の内服薬や外用薬を使用します。
乾癬(かんせん)
中波紫外線療法
乾癬(かんせん)は、皮膚の炎症症状を伴い慢性の経過をとる皮膚病です。
銀白色の皮膚の粉が現れ、境界がはっきりとした盛り上がった紅斑が全身に出ます。もとからなりやすい体質があると言われていますが、環境からの刺激も加わって発症していると考えられています。
爪の変形や関節炎を伴う場合もあります。
治療は、ステロイド外用剤や活性型ビタミンD3外用剤が基本です。中波紫外線療法も効果的です。
銀白色の皮膚の粉が現れ、境界がはっきりとした盛り上がった紅斑が全身に出ます。もとからなりやすい体質があると言われていますが、環境からの刺激も加わって発症していると考えられています。
爪の変形や関節炎を伴う場合もあります。
治療は、ステロイド外用剤や活性型ビタミンD3外用剤が基本です。中波紫外線療法も効果的です。
接触皮膚炎(かぶれ)
かぶれのケースには、皮膚に触れたものの一時的な刺激で起こる場合、アレルギー反応で起こる場合などがあります。アレルギー反応で起こる場合は、パッチテスト(原因と思われる物質を皮膚に貼り反応を見る検査)で確認します。
治療は、少し強めのステロイド外用剤を短期間使用します。痒みが強い場合は抗ヒスタミン剤内服なども使用します。
治療は、少し強めのステロイド外用剤を短期間使用します。痒みが強い場合は抗ヒスタミン剤内服なども使用します。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、脂腺の多いところ、頭や顔、胸背部などにできやすい湿疹です。新生児や乳児に多く見られますが、大きくなるにつれて自然にできにくくなってきます。
一方、中高年の場合、頭、顔、耳にフケがしつこく出て、痒みも 多く見られます。その発症メカニズムは明確になっていませんが、皮脂成分の質的異常や皮膚機能の老化が関係していると考えられています。
また、でんぷう菌という皮膚にいつも存在している菌の増殖が関わっていることが分かっています。清潔を保つのが治療の基本ですが、こすり過ぎると悪化します。
治療は、ステロイド外用剤やでんぷう菌に効く抗真菌剤が有効です。
一方、中高年の場合、頭、顔、耳にフケがしつこく出て、痒みも 多く見られます。その発症メカニズムは明確になっていませんが、皮脂成分の質的異常や皮膚機能の老化が関係していると考えられています。
また、でんぷう菌という皮膚にいつも存在している菌の増殖が関わっていることが分かっています。清潔を保つのが治療の基本ですが、こすり過ぎると悪化します。
治療は、ステロイド外用剤やでんぷう菌に効く抗真菌剤が有効です。
手湿疹
手湿疹の主な原因は、水仕事や紙をよく扱う仕事をしていると、皮脂や角質が落ちてしまうことで、皮膚のバリア機能が弱まるため刺激に皮膚が敏感に反応するようになるためです。
また刺激物、アレルギー原因が侵入しやすくなります。こうして起こるのが手湿疹です。
手湿疹は、原因となる生活習慣や環境を変えることが厳しいことが多く、治りづらいのが特徴です。
主な治療は、薬物療法と生活改善です。薬物は、主にステロイド外用剤と保湿剤を用います。適切な薬を使用すれば1〜2週間で改善しますが、生活習慣を見直さなければ再発することが多いです。手を保湿・保護するケアを心掛けることをおすすめします。
また刺激物、アレルギー原因が侵入しやすくなります。こうして起こるのが手湿疹です。
手湿疹は、原因となる生活習慣や環境を変えることが厳しいことが多く、治りづらいのが特徴です。
主な治療は、薬物療法と生活改善です。薬物は、主にステロイド外用剤と保湿剤を用います。適切な薬を使用すれば1〜2週間で改善しますが、生活習慣を見直さなければ再発することが多いです。手を保湿・保護するケアを心掛けることをおすすめします。
皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)
見た目には湿疹のようなものはできていないのに、痒みが生じる疾患です。全身の至るところが痒くなるケースと、陰部などの限られた部分だけが痒くなるケースがあります。
肌の乾燥のために痒くなることもありますが、場合によっては腎臓、肝臓、糖尿病、血液疾患、内臓の癌、さらには内服薬なども原因になっていることがあります。原因となる疾患がある場合は、その治療が必要です。
皮膚科での治療としては、刺激に対応するスキンケア法をお伝えしています。抗ヒスタミン剤内服なども使用します。
かゆみで掻きむしっていると二次的に湿疹が生じたり、ばい菌が入ったりしますので、お早めに治療を受けることをおすすめします。
肌の乾燥のために痒くなることもありますが、場合によっては腎臓、肝臓、糖尿病、血液疾患、内臓の癌、さらには内服薬なども原因になっていることがあります。原因となる疾患がある場合は、その治療が必要です。
皮膚科での治療としては、刺激に対応するスキンケア法をお伝えしています。抗ヒスタミン剤内服なども使用します。
かゆみで掻きむしっていると二次的に湿疹が生じたり、ばい菌が入ったりしますので、お早めに治療を受けることをおすすめします。
じんましん
じんましん 蕁麻疹とは、皮膚の一部が突然丸っぽい形をして盛り上がったみみず腫れが、数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患です。
多くは痒みを伴いますが、チクチクとした痛みや、熱く焼けつくような痛みが生じることもあります。
その原因は多岐にわたります。食べ物や内服薬、気温、発汗で起こることもあります。また、原因不明のものも多く、細菌やウイルスの感染、ストレスなども影響していると考えられています。原因不明で慢性化するものもあります。
じんましんの治療は、基本的には抗ヒスタミン剤内服です。内服薬で多くの人は数日で症状が治まりますが、
慢性じんましんの場合は医師の指示に従って飲み続け、徐々に減らしていくことがポイントです。
多くは痒みを伴いますが、チクチクとした痛みや、熱く焼けつくような痛みが生じることもあります。
その原因は多岐にわたります。食べ物や内服薬、気温、発汗で起こることもあります。また、原因不明のものも多く、細菌やウイルスの感染、ストレスなども影響していると考えられています。原因不明で慢性化するものもあります。
じんましんの治療は、基本的には抗ヒスタミン剤内服です。内服薬で多くの人は数日で症状が治まりますが、
慢性じんましんの場合は医師の指示に従って飲み続け、徐々に減らしていくことがポイントです。
掌蹠膿疱症
(しょうせきのうほうしょう)
中波紫外線療法
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、膿が溜まった発疹(膿疱)が手のひらや足の裏にたくさんできる病気です。膿疱は、炎症反応に関係する好中球(白血球の一種)が、角層に溜まった状態です。周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。まれに、胸骨、鎖骨、肋軟骨の関節が痛くなる症状を合併することもあります。
原因は不明瞭ですが、喫煙が関与していることが知られているため、禁煙をお勧めします。扁桃炎や歯周病や歯科金属アレルギーが関係していることもあります。
治療は、ステロイド外用剤や活性型ビタミンD3軟膏を使用します。中波紫外線療法も効果的です。
原因は不明瞭ですが、喫煙が関与していることが知られているため、禁煙をお勧めします。扁桃炎や歯周病や歯科金属アレルギーが関係していることもあります。
治療は、ステロイド外用剤や活性型ビタミンD3軟膏を使用します。中波紫外線療法も効果的です。
虫さされ
蚊、ノミ、ダニ、ブヨ、ハチ、ケムシなどの虫が人間の皮膚を刺したり咬むことによって痛み、かゆみ、赤み、腫れなどが生じます。
症状の程度も、痒みを我慢していれば間もなく治まるくらいのものから、すぐに処置が必要なものまで様々です。虫に刺されたり咬まれたりして、皮膚に入った有害物質が炎症を引き起こし皮膚炎が生じます。
治療は、ステロイド外用剤を使用します。かゆみや腫れが強い場合は、抗ヒスタミン剤内服や、場合によってはステロイド内服も用います。
また、ハチ毒などでは何回も刺されていると、全身のアレルギー反応アナフィラキシーショックが起こることがあります。命に係わることがあるため、救急病院への受診をおすすめします。
症状の程度も、痒みを我慢していれば間もなく治まるくらいのものから、すぐに処置が必要なものまで様々です。虫に刺されたり咬まれたりして、皮膚に入った有害物質が炎症を引き起こし皮膚炎が生じます。
治療は、ステロイド外用剤を使用します。かゆみや腫れが強い場合は、抗ヒスタミン剤内服や、場合によってはステロイド内服も用います。
また、ハチ毒などでは何回も刺されていると、全身のアレルギー反応アナフィラキシーショックが起こることがあります。命に係わることがあるため、救急病院への受診をおすすめします。
帯状疱疹
帯状疱疹は、水ぼうそうの原因となるウイルスと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって皮膚の痛みや発疹などが起こる病気です。
水痘(みずぼうそう)にかかると、 水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスは神経節の中に残ってしまいます 。それが何十年も経って、ストレスや疲労で免疫力が低下した時に出てきます。症状は、体の右か左のどちらか片方にチクチクした痛みが出て、そのうちその部分が赤い斑点になり、やがて赤い斑点の中に小さなみずぶくれが多発します。
痛みを伴いますが、その痛みには発症早期の炎症によるものと、みずぶくれが治ったあとも続く神経痛とがあります。
治療は、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する抗ウイルス剤の内服を用います。痛み止めの内服も組み合わせます。早期治療によって、神経痛を残す可能性を緩和されることがわかっています。
H28年から、帯状疱疹予防のワクチン接種(生ワクチン)が行えるようになりました。また令和2年から不活化ワクチンも発売され、50歳以上の方が対象です。生ワクチンより不活化ワクチンの方が、効果的です。
水痘(みずぼうそう)にかかると、 水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスは神経節の中に残ってしまいます 。それが何十年も経って、ストレスや疲労で免疫力が低下した時に出てきます。症状は、体の右か左のどちらか片方にチクチクした痛みが出て、そのうちその部分が赤い斑点になり、やがて赤い斑点の中に小さなみずぶくれが多発します。
痛みを伴いますが、その痛みには発症早期の炎症によるものと、みずぶくれが治ったあとも続く神経痛とがあります。
治療は、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する抗ウイルス剤の内服を用います。痛み止めの内服も組み合わせます。早期治療によって、神経痛を残す可能性を緩和されることがわかっています。
H28年から、帯状疱疹予防のワクチン接種(生ワクチン)が行えるようになりました。また令和2年から不活化ワクチンも発売され、50歳以上の方が対象です。生ワクチンより不活化ワクチンの方が、効果的です。
口唇ヘルペス
唇ヘルペスは、唇やその周りに軽い痛みを伴う⽔ぶくれができる単純ヘルペスウイルスの感染症です。水疱ができる前に、ヒリヒリとした違和感がある場合もあります。初感染は、乳幼児期の接触感染であることが多く、ほとんどの人は症状が特にないことです。初感染後、単純ヘルペスウイルスは、神経節にひそんで残ってしまいます。それが、ストレスや疲労などで免疫力が低下したときに再活性化し、口唇ヘルペスとして再発しやすくなります。再活性化の頻度には個人差があります。
また、アトピー性皮膚炎の方は、症状が重症化しやすので注意が必要です。
治療は、抗ウイルス剤内服を使用します。軽症の場合でしたら、抗ウイルス剤外用だけで軽快することもありますが、ウイルス排泄が病変部のみとは限らないので内服を おすすめしています。
また、アトピー性皮膚炎の方は、症状が重症化しやすので注意が必要です。
治療は、抗ウイルス剤内服を使用します。軽症の場合でしたら、抗ウイルス剤外用だけで軽快することもありますが、ウイルス排泄が病変部のみとは限らないので内服を おすすめしています。
白斑
中波紫外線療法
白斑(はくはん)は、皮膚の色が白くなってしまう病気です。 膚の色を作る色素細胞が減ったり消えてしまったりすることで発症します。
色素細胞が減っていく原因は、免疫力低下、色素細胞の自己破壊、神経の色素細胞に対する作用、代謝障害などがあります。白斑の中でも最も多いものが、尋常性白斑 (じんじょうせいはくはん)です。尋常性白斑によく似た疾患には、Vogt-小柳-原田氏病、梅毒などの感染症、白色粃糠疹(はたけ)、老人性白斑などがあります。
治療は、ステロイド外用剤、活性型ビタミンD3外用剤、タクロリムス外用剤などが有効です。おすすめしているのは、中波紫外線法を組み合わせる治療です。
色素細胞が減っていく原因は、免疫力低下、色素細胞の自己破壊、神経の色素細胞に対する作用、代謝障害などがあります。白斑の中でも最も多いものが、尋常性白斑 (じんじょうせいはくはん)です。尋常性白斑によく似た疾患には、Vogt-小柳-原田氏病、梅毒などの感染症、白色粃糠疹(はたけ)、老人性白斑などがあります。
治療は、ステロイド外用剤、活性型ビタミンD3外用剤、タクロリムス外用剤などが有効です。おすすめしているのは、中波紫外線法を組み合わせる治療です。
円形脱毛症
中波紫外線療法
円形脱毛症は、髪の毛を作り出す「毛包」と呼ばれる部分が自身の免疫システムから攻撃を受けることによって、自覚症状も無く突然頭にコイン大の丸い脱毛斑(はげ)が生じる疾患です。多発することもあり、頭全体さらには全身の毛が抜けることもあります。
以前はストレスが原因といわれていましたが、近年では ストレスと無関係に発症するとされています。
自然に生えてくることが多いですが、広がってくる場合や多発する場合は、積極的な治療が必要です。
主な治療は、ステロイド外用剤です。
また、中波紫外線療法も副作用が少なく効果的です。
(令和2年4月から保険診療が認められました)
以前はストレスが原因といわれていましたが、近年では ストレスと無関係に発症するとされています。
自然に生えてくることが多いですが、広がってくる場合や多発する場合は、積極的な治療が必要です。
主な治療は、ステロイド外用剤です。
また、中波紫外線療法も副作用が少なく効果的です。
(令和2年4月から保険診療が認められました)
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